ジオシティーズのサービス終了に感じる「個人の時代」に対する違和感
2018-10-2
ジオシティーズがサービスを終了するらしい。
なにやら90年代から続く個人ホームページ時代の終焉を感じる。
当時は自作の検索エンジンをホームページに取り付ける者も多かったが、今や検索エンジンも一強時代に突入し、検索エンジンに向けたサイト作り、ブログ作りしかなされていない。
検索エンジンの意にそぐわないノイズ的情報は誰の目にもとまらない。
ここ数日を振り返っても「実はブログやめたんです」なんて言葉を2件ほど耳にした。
確かにそうだ
手間ばかりかかるうえに誰の目にもとまらず、もちろん広告で収入が得られるなど夢のまた夢のお話だ。
実際問題、僕も何度かブログやサイトを畳もうとした。
その度に感じる違和感。
「このまま無価値なものが失われていくのではないだろうか」
「生産性や、なんらかとの等価値に満たないものは排除されるべきなのだろうか」
もちろん自分に対しても「アクセスや収入という見返りに囚われすぎるあまり、様々なものが見えなくなってしまっているのではないだろうか」という思いが。
このような漠然と思い抱く感覚から今日もなんとかノイズとして踏みとどまっている。
とくに言いたいことがあるわけではない。これといった発表もなければ作品ももっていない。
必然的に誰の目にもとまらないわけだが、それでも更新は続けていこうと思う。
今やノイズであり続けることに、無価値であり続けることに、価値すら見出だせてきた気がする。
「個人の時代」
そんな言葉を最近良く目にするが、個人が考えや勝算なしに無価値なものを生み出し、独自の世界観を構築し、趣味の合う人と楽しむ。
このようなことが極めて難しくなってしまった。
大きく時流を勝ち抜いたサービスにちょこんとのり、その流れに沿った投稿でいかに注目されるかが焦点となる。
これも「個人の時代」と呼べるものの一つなのだろうか。
今日は珍しく伝えたいことがある。
久々に深夜のラーメンを堪能したのだが
めちゃくちゃ美味しかった
無料券までもらえて最高だった
これだけ伝わればいい。
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