当時も恐らく売れ行きは良くなかったであろう。そして現在もネット検索してみたところで全くヒットしないという注目度の低さ。
そんな懐かし玩具って一体どうなってしまうのでしょう。大半が捨てられてしまい、運良くリサイクルショップに引き取られたものも二束三文の投げ売りボックスに放り込まれ、延々と買い手が現れない。
それ
回収&保護してみようじゃないの。というコンセプトが
「レトロ玩具Xファイル」
今回ご紹介する玩具はこちら
サバイバル・心理透視カードゲーム「そう思ってんだろう!! アーン!!」
タイトルやらパッケージからにじみ出る攻撃性とストレス社会の残像が素晴らしいですね。
開けてみたら説明書もキレイだし120枚のカードは全て番号順に並んだまま使われた形跡もなし
ゲーム性はと言うと、複雑な上にかなり難解
よく切ったカードから1枚弾いたものが自分の「本音」になり、全てに似たようなキーワードが並ぶカードを次々と引いては順番に出す。
自分の「本音」と重なる言葉があればそれを申告していき、最終的に左隣の人の本音を言い当てればアガリ。
簡単に書いてみたけど、実際には申告のバージョンも何パターンかあり、課長、部長、係長、専務と役職も多岐にわたり全然覚えられない。
さらにセクシャルな表現も結構あるため子どもと一緒に遊べない。
プラケースを外したパッケージはなぜか金庫がモチーフになっている様子
しかしまぁ、イヤな上司の名前を使ってストレスを発散しようというコンセプトがなんというか、おおらか
当時の販売会社である株式会社ヨネザワって、今のセガだったのか~ってのが新しい発見。
ちなみに今回の購入価格は200円。
さて
特にゲームで遊んでみるでもなく再びレトロ玩具Xファイル貯蔵庫に戻しておくか
次に日の目を見るのはいつになることやら
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