株式会社光岡自動車製のミニカー（マイクロカー）「BUBU501」。
1982年から光岡自動車で販売されたミニカー「BUBUシリーズ」としては「BUBUシャトル50」に次ぐ二代目。ちなみにナンバリングは「BUBU505-C」までで、BUBU名義のものでは「BUBUクラシックSSK」「BUBU356スピードスター」といった車種も存在。
我が家のBUBU501は1983年製のもので、パーツやエンジン、足回りなどほぼオリジナルのまま！

というわけで基本スペックなどを一通り確認しておきましょうか。

エンジン：ホンダ・リード50（AF01）※空冷式2ストローク単気筒
総排気量：50cc以下
燃料供給装置：キャブレター
使用燃料：レギュラー
燃料タンク容量：5リットル
駆動方式：MR
トランスミッション：CVT
車輪：前輪二輪・後輪一輪の計三輪
ドア数：1
乗車定員：1
ハンドル位置：中央
ハンドル形状：丸型
全長：約210cm
全高：約135cm
全幅：約120cm

なお、バッテリー形式は28B17R。バック機構はこのバッテリーで動くモーター回転部分を運転席にあるレバーを思いっきり引くことで後輪に押し当て、ダイレクトに回すというパワーファイター！
そんなこんなで雨の日なんかは思いっきりギアを引いて思いっきりバックアクセル（通常のアクセルとは別）を踏み込まないと動きません。
とは言えね、バックギアなんてほとんど使いませんよ。ほら…、押せば下がりますから！

しかし、よく考えたらこのガソリンエンジンとモーターって…、今流行りの…、PHVみたいじゃないですか！？なんかカッコいい！！

あ、PHVで思い出しましたが、気になる燃費はリッター約20km。これ、なかなかじゃないですか？
燃費は上々なんですけども、最高時速は35kmってとこですかね。まぁ走行は平均時速30kmが一番安定しているのでこのスピードを維持して走るのがオススメです。下り坂でスピードが上がっちゃったりすると軽く死を覚悟しちゃいますからね。
一応スピードメーターは時速70kmまでの表示がありますが、間違いなく出ないでしょうし、出たらそれ、ピリオドの向こう側に行ってしまいますから。風になってしまいますから。
あと、この手のミニカー全般に言えることなんですが、ボディが重たい分ブレーキが超絶に甘いです。やっぱりスピードは出さない方が良いかと思います。ホントに困ったらバックモーター作動 or サイドブレーキを併用しましょう。

室内に関してですが、走行音はうるさいですし、揺れも大きいですが、内部は意外にも広く高さもありシートも快適なので長時間走行もさほど苦になりません。夏は暑く、冬は寒い、そして湿気がこもるというミニカーですが、窓を開けて換気しながら走ることができるんでね、そのへんは可愛さで許してあげましょう。

雨天走行ではフロントガラスの曇り方が半端ないのでね、内部の曇り止めと外部からはガラコ的な視界対策、これは必須です。この対策がなされていないと軽く死を覚悟しちゃいますからね。※ワイパーは一応ついていますが、遅いしあまり戦力になりません。

あとは僕が購入前に気になっていた点なんかも書いておきましょうか。※重複情報あり

ハザードランプ機能：なし
バック機能：あり（モーターでの別機構）
バッテリー形式：28B17R（室内に直置き）
給油方法：室内に給油ノズル突っ込んで座席後部のカバーを開け、丸いタンクキャップを外して給油
エンジンオイル口：ガソリンタンクのさらに後方
エンジン始動方法：キーをスタート位置まで右に回し、エンジンレバーをオンに。ブレーキを踏みながらライトスイッチの下にあるセルで始動
スイッチ類：ライトのオンオフ、ライトのハイビーム切り替え、ウインカー、クラクション、セル、エンジンのオンオフレバー、ワイパーのオンオフレバー（運転席上部）
免許：要普通免許※昔は原付免許で運転がOKだったようですが今は普通免許が必要です。
ヨメの反応：呆れて怒らない

こんな感じでしょうか。

最近では中古車市場でも格安で出回ったりしているミニカー、気になる方は是非入手しちゃいましょうよ！街行けば子どもらは手を振ってくれるし、色んな人が声をかけてくれますよ！
ほら、オーナーズクラブとかドライブチームの結成なんて…、楽しそうじゃないですか！維持費も安いですからね！！